大船渡市立綾里小学校
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里山体験学習
 平成22年から、学区に住む千田耕基さんが所有する山や水田(通称:里山)を利用させていただき、生活科や総合的な学習の時間の活動を行っています。
 千田さんは里山を解放し、自然と触れ合える遊びと学びの場として「大小迫つむぎの家」を運営しています。子どもたち一人一人をよく知っており、子どもたちも千田さんの人柄に引かれ、休日には里山や千田さん宅を訪れて遊ぶ子どもたちもたくさんいます。高校生になった子どもたちが遊びに行くこともがあります。里山は千田さん宅に隣接しており、学校から徒歩で5分しかかからないので、学習する上で移動手段に苦労することはありません。
 1年生は、生活科の「春をさがそう」「夏をさがそう」「秋をさがそう」などの単元で里山を訪れ、それぞれの季節の生き物や植物について学習しています。千田さんと、森林インストラクターでもある奥さんの千田永久世さんは動植物の生態に詳しいので、子どもたちに分かりやすく自然の生き物について教えてくださります。千田ご夫妻はヤギも飼っていて、子どもたちは学習の後にはヤギと触れ合うこともできます。
 5年生は、総合的な学習で主に「植樹」と「米作り」を行っています。植樹は10年前から毎年5年生が行っているので、植樹された数はかなりの本数になります。子どもたちは、千田ご夫妻から植樹を通じて森林が生態系にとってどんな意味があるかなどを学びます。米作りは、5年生の総合的な学習のメインとなる活動です。田植えから始まり、雑草取り、稲刈り、餅つきまでの一連の活動を通して、自然から恵を得ることの大変さと素晴らしさを学びます。
 秋に実施される祖父母交流会には、3・4年生が千田ご夫妻をゲストティーチャーにお招きし、自然の中にある素材を利用した物づくり「ネイチャークラフト」に取り組んでいます。今年は、3年生はドングリを使ってコマややじろべえ作り、4年生は、クロモジ、ツバキ、ヒノキの3種類の木の小枝を小刀で鉛筆型に削り、鉛筆型ホルダーを作りました。
 ※関連リンクのページ「大小迫つむぎの家」



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